若様・・・ちょっと、驚きました。
っていうか、何でそんなこと知ってんのん?
前回の投稿のレスに、コロラドに関する記述があって・・・それが地元の人間も
そうそう知っているほどではないところなので、いや、びっくりしました。
若様のパワースポット知識、恐るべし。その手元の本っていうのも、なんか凄ないか?
実は、ここコロラド州のレッドフェザーレイクにあるシャンバラセンターは
ボルダーで1960年代に仏教を広めた、チョギャム・トゥルンパ・リンポチェ
(リンポチェはチベット語で禅僧の「老子」に近い意味、活仏として
認められたお坊さんを指す)という
高僧がその基礎を作ったチベット仏教のセンターです。
実は、このチョギャム・トゥルンパ・リンポチェという人が、
日本に対して並々ならぬ敬意を抱いていた人。
特に日本の「道」と「神道」に非常に共鳴して、
当時から積極的に神道から日本の茶道、弓道、華道などをコロラドに持ち込んだのでした。
その結果、ボルダーをはじめとするこのあたりは、茶道、華道を学ぶ人多数!
おまけに、天皇家の弓作りを鎌倉時代から司ってきた柴田家の当代当主が
ボルダーに道場を開いていて、いまや数百人のアメリカ人が
弓道をここで勉強しています。不思議でしょ?
こういった歴史的背景があって、このチョギャム・トゥルンパ・リンポチェが開設した
ロッキー山脈のレッドフェザーレイクにあるロッキーマウンテン・シャンバラ・センターには
なんと、若様の言うとおり!神社があるのです。
その名も「Great Eastern Sun Kami Shrine(和名 大東山神社)」
実は、このリンポチェが奈良時代以降に日本が神道と仏教を共存させてきたその歴史に共感して、
日本の伊勢神宮を訪問。そのときに、天照大神をぜひコロラドに招きたい、と直談判。
しかし、伊勢神宮からの直接の暖簾分け(?)はかなうわけはなく、
結局ワシントン州にある椿大社の末社という形で
このコロラドに大東山神社が開かれることになったというのが経緯。
実はこの神社。僕は大好きです。
時々訪れるんだけれど、なんとも静かな山の中に祠が鎮座していて
その雰囲気たるや、なんとも精練で、すがすがしい。
驚くことに、この祠、アメリカ人が全部見よう見真似で手作りしたもの。
それだけに、日本の宮大工や宮司さんが見たら結構滅茶苦茶なところも多いんだけれど
良くここまで作ったものだと感銘を受けるのも事実です。
今でも毎年、このセンターを率いるリンポチェを中心に
椿大社から宮司(アメリカ人!)を招いて、神社大祭が行われているはずです。
一度僕も、ご縁があって参加・・・そのときの写真も少し。
あまり見栄え良くないんだけど(笑)。ま、えーか。
さて、このセンターにあるのが、
ストゥーパと英語ではサンスクリット語で呼ばれている
仏舎利塔。
北米では最大の仏舎利塔で、これがまた巨大。
神社の前に、堂々とそびえる様はまた圧倒的です。
これは、神社から見渡すロッキー山中。
こんな山の懐に、センターがあって、
ここでは、宗派を超えていろいろなセミナーやプログラムが開かれているんだけれど
特に夏の間の座禅修行プログラムはとても人気で
みんなここまでやってきて2週間、毎日8時間の座禅修行を組んで
帰る人もいます。
日本とは少し違うチベット仏教だけれど、
日本に共感したお坊さんが日本を巧みに取り入れて
それがアメリカで受け入れられた仏教寺院が
コロラドにある、というのはなんとも不思議な感じがします。